大量生産大量消費時代はとうの昔に終わり、
モノが過剰な時代になって久しいです。
これから(というか既に突入してます)はシェアの経済。
いわゆるシェアリングエコノミーというもの。
以下、去年発足したシェアリングエコノミー協会より引用。
シェアリングエコノミーというのは、
「場所」「乗り物」「モノ」などの遊休資産を、
インターネット上のプラットフォームを介して、
個人間でシェアする新しい経済の動きです。
「空間」「乗り物」「モノ」「人」「時間」「スキル」「お金」など、
多岐にわたるあらゆる領域で“シェア”を軸としたサービスが誕生し、
共有によって成り立つ経済が国内外で急速に発展しています。
簡単にいうと、
今すでにあるものをうまく活用しよう
余計なものは作らずに、みんなで共有しよう
というような考え方ですね。
だいたいどのシェアリングエコノミー企業も、スマホやIT機器を使ってインターネットを活用してますが、私は学校の施設をシェアする仕組みを作りたいなと考えてます。
校舎然り、テニスコート然り、ですね。
廃校なんかは特にそうですし、実際活用しようとしている動きもあります。
こういうのが可能になったのも全てはインターネットのおかげですし、この流れはネットが無くならない限りは止まらないでしょうね。
あと、念のため書いておきますが、
新たに何かを作り出すことが悪いことではないです。
そこは誤解なきよう。
必要なもの、より良くなるものはどんどん発明すべきなのは間違いないです。
2016年はシェアリングエコノミー元年にAirbnb、Uberに続くサービスも登場
↑この記事にもありますが、
世界的なシェアリングエコノミー企業といえば、
家や部屋をシェアするAirbnbや、
自分の車をタクシー代わりにするUberは、
世界的にもグングン成長中。
この2社はシェアリングエコノミー産業で筆頭の会社です。
政府の対応も追いつかないぐらいで、事業が法律を変えちゃったりします。
これから国より1企業が力を持つことも有りえる時代ですね。
GoogleやAmazon、Facebook然りです。
ちなみに私はAirbnbもUberも2013年には知ってましたね。
とはいえ、近年の急成長ぶりは本当にすごい。
また、その流行りに乗っかって不動産を購入してAirbnbで商売しているような人もいますが、
本来の趣旨とは少し違う気がします。
ま、個人的な見解なんで法さえ守れば別に良いですけどね。
日本発のシェアリングエコノミー企業といえば、
物品をシェアするメルカリ。
ジャンルは違いますが、
メッセージアプリ「LINE」とともに、
世界を狙えると期待されてます。
ほかには、
現在私が仕事で活用している、
何かしらのスキルを持ってる人たちがこのサイトに登録し、
様々な会社がこのサイトにやってほしい仕事を登録し、
登録されてる仕事の中から自分で選んで仕事をする、
という流れ。
(主に記事作成や取材、サイトやデザインやアプリ作成など)
以下参照下さい。
クラウドワークスで1日5万稼いだ話。
「個人のスキルをネットを使ってシェアする」
という「スキルをシェアする」サービス。
あるいは言い方を変えると、
スキルは持っているけれど、
子育てなどで勤めることが難しい主婦層などに対して、
「1、2時間の空いた時間をシェアしてもらう」
という「時間をシェアする」サービスですね。
スタートアップ(ベンチャー)も含め、今は様々なジャンルのシェアサービスがあります。
余ってる土地を駐車場としてシェアするAkippaをはじめ、副業として活用できるものもありますので、いろいろ見てみても良いかと思います。
自分自身は、自分が持ってるスキルがたいしたことないものだと思っていても、そのスキルにニーズがある人からすると、大変貴重だと感じてもらえるものもありますからね。
商売は需要と供給。あとはアイディアですね。
需要がある人を見つけることが、今はネットがあるので非常にやりやすくなったとは思います。
とにもかくにも、勉強すればするほどできることが増えるので、何かしら日々学ぶことは大事ですね。
良い記事があったので転載しておきます。
シェアリングエコノミーを5分類してみました
以下は、上記リンクの記事を転載させて頂いています。
シェアリングエコノミーの5分類
シェアリングエコノミーはざっくりいうと、以下の5分類で、図のような関係性になっています。
① ヒト
② モノ
③ カネ
④ On-Demand
⑤ CtoC
① ヒトのシェア
ヒトのシェアはとは即ち、人材です。主婦や学生などの時間はあるけど特段のスキルが必要ではない「非専門家」タイプと、逆に弁護士や税理士等の士業・クリエイターや職人等の特殊な技能をもつ「専門家」タイプがあります。もちろんその間もあります。
ヒトのシェアリングエコノミーはクラウドソーシングとも呼ばれます。ほぼ同義とみて大丈夫です。
●非専門家タイプ
ANYTIMES:ご近所で困り事を解決
ココナラ:ワンコイン(500円)で簡単な仕事を依頼
Doghuggy:ドッグシッターを探せるサービス
casy:家事代行サービス。安い。
Asmama:近所の知り合いママさんに子供が預かってもらえる
●中間、区分なし
クラウドワークス(2014年上場)
●専門家タイプ
viibar:動画のクラウドソーシング(主に動画クリエイター)
nutte:縫製職人のクラウドソーシング
bizer:士業のクラウドソーシング
Gozal:士業のクラウドソーシング
SKET:デザイナーのクラウドソーシング
visasq:特定のスキルを持ったヒトを探しだす
弁護士ドットコム:弁護士を探しだす
mychef:シェフのクラウドソーシング。家までシェフが来てくれる
トラベリエンス:通訳案内士のクラウドソーシング
② モノのシェア
モノのシェアは2軸用意しました。1つめが「新しく投資をする」ビジネスモデルか「既存の空きスペース」を活用するかです。後者は貸主(駐車場貸出の持ち主や、結婚式場の持ち主等)がいる場合も多いですね。
2つめはtoBサービスかtoCサービスか。ビジネス利用かプライベート利用か、と言い換えてもいいでしょう。
で、整理してたのですが、新しく投資して、かつtoBサービスが思いつかなかったんですよね。ただ知らないだけなのか、はたまた何か理由があるのか。。。
まぁ定義にスマホとか入れてる時点でtoBサービスとは相性がいいわけではないですがね。
シェアエコノミーかといわれると違う気もしますが、リンカーズさんは近いかもです。
aircloset:女性のファッションレンタルサービス
Reevo:ライド(車)シェア
Laxus:高級バッグのレンタルサービス
COGICOGI:自転車シェア
ソーシャルアパートメント:シェアハウス(スマホとかテクノロジーは関係ないですが、コンセプトが現代風なのでいれました)
ラクスル:印刷機器のシェア
sitateru:縫製工場の空いてる時間をシェア
airbnb:空いてる部屋のシェア。
mistersuite:airbnb利用時の予約や掃除の代替サービス(これ単独ではシェアエコじゃないですが、airbnbとセット感があるので入れました)
軒先:駐車場や空きスペースのシェア
akippa:駐車場のシェア
スペースマーケット:映画館や結婚式場などの空いてる時間をシェア
TOMARERU:空いてる家のシェア
③ カネのシェア
クラウドファンディングやクラウドレンディングがありますし、シェアリングエコノミーではありますが、あまりこの文脈で語られることはないので省略します。
campfireやreadyforが有名ですね。
④ オンデマンド
オンデマンドはその名の通り、所有はしないで「必要なときにすぐに使える」サービスです。これが1番スマホと相性いいですね。
こちらは①〜③と相反するわけではなく、両方に重なるものも多いですね。
この分野はアメリカがすごく進んでいる気がします。ご興味のある方は例えばこちらをどうぞ。
シリコンバレーによろしく: オンデマンド系、シェアリング系サービスまとめ
さて、オンデマンド系に入れられることが多いairbnbが微妙なんです。
airbnbは例えば福岡に行った時に福岡にあるホテルじゃなくて、個人の自宅に泊まれるサービスです。
これがオンデマンドに入るかと言われたら入らない気がするんですよね。
今すぐ使えることが本質なんじゃなくて、普通の個人宅を泊まれるようにしたことに価値があるとおもうのです。
「モノのシェア」であることは間違いないんですけどね。
というわけで、今回はairbnbはオンデマンドからは外しています。
(どうでもいいですが、巷ではairbnbはオンデマンドに入るのが一般的です。定義が曖昧なのか、私の定義が狭いのかどちらかです。)
UBER:スマホひとつでタクシーの呼び出しから決済まで。
BASKET:宅配クリーニング。回収から配送までやってくれる。
Sakaseru:花の宅配サービス。
トラベリエンス:通訳案内士のクラウドソーシング。
casy:家事代行サービス。スマホで簡単に実行できる。
bento.jp:スマホで簡単に弁当を届けてくれる。とても早い。
ANYTIMES:ご近所で困り事を解決
mychef:出張シェフ。家までシェフが来てくれる。
軒先:駐車場や空きスペースのシェア
akippa:駐車場のシェア
visasq:特定のスキルを持ったヒトを探しだす
Doghuggy:ドッグシッターを探せるサービス
⑤ C2C
C2CとはConsumer to Consumerの略で、消費者と消費者が直接にやり取りをすることです。フリマ(アプリ)なんかが当てはまります。
①で紹介した「ヒトのシェア」=クラウドソーシングもそのほとんどがCtoCに分類されます。
その他は「フリマ」と「オークション」です。フリマは値段が決まっているもの(この洋服は2000円!みたいな)、オークションは、値段が決まっていなくて上がっていくこと(、今は2000円だけど、私は3000円、おれは4000円出す!みたいな)です。
メルカリ:オールジャンルのフリマアプリ。2000万DLしていてアメリカにも進出しているイケイケベンチャーです。
フリル:女性ファッションに特化したフリマアプリ。
チケットキャンプ:ライブやスポーツチケットのフリマサービス。
キャリーオン:子供服のフリマサービス。
アニマート:アニメ商品のフリマサービス。(2016,3,31に終了だってw)
ショッピーズ:ギャル商品のフリマサービス。
ALLSTOCKER:建設機械・重機のオンラインマーケットプレイス
Ancar:中古車のオンラインマーケットプレイス
ヤフオク:説明するだけ無駄ですね。天下のヤフー様のオークションです。
スマオク:高級ブランドのオークションです。
ヒトのシェアは①を参照下さい。
如何でしたでしょうか?
シェアリングエコノミーを分類してみました。
シェアリングエコノミーもオンデマンドもCtoCも定義が曖昧なので、ヒトや考え方次第でプロットは変わってきますので、参考程度に見ていただければ幸いです。