「やりたい人10,000人、始める人100人、続ける人1人」
という意味です。
「やりたい!」と思ったのに結局やらない
「あ!こういうことやりたいな!」
と思いついた瞬間から1年が経過した時、ちゃんとそれをやり始めてるでしょうか?
あるいは、まだそれをやり続けているでしょうか?
例えば「ブログ」
例えば「ダイエット」
例えば「資格の勉強」
「やりたい!」と思ったことより、他にやりたいこと、やらなきゃいけないことが見つかって、時間がなくてやらない。
あるいは、実は元々本気じゃなくて、「結局やらない。」
そんな人って、案外多いんじゃないですかね?
私自身、そういうケースはありました。
でも、人生(時間)は有限。
できることは限られますから優先順位は必要です。
だからまずはやりたい順に並べ、どんどんやっていきます。
2、3個同時進行でできるなら、なおよし。
やりたいリストに挙げてはみたものの、実際にはあまりやりたいと思ってないことも出てくるでしょう。
そういうものはバッサリ切り捨てましょう。
時間の無駄。
「そもそも、今やってることを心から自分はやりたいのか?」
そうやって自分に問いかけてみることは大事ですね。
とはいえ、「優先順位を付けてやっていく」なんていうのは、誰でも分かってるはずですし、みんな実践しているはずです。
じゃぁ、それでも辞めてしまうのはなぜか?
実際に始める人は少ないし、やり続ける人はもっと少ない。
なぜでしょう?
その答えを出すために、そもそも「なぜ辞めてしまうのか?」という部分を考えてみました。
辞めてしまう理由は、この2点が多いのではと思います。
- 「まだそのタイミングじゃない」と勝手に思い込む
- もっとやりたいこと(もっと良いアイディア)を思いついた
「うまくいかなくて辞めた」という人は、意外と多くはないでしょう。
うまくいかなくて辞めた人というのは、
そもそも構想が甘くてうまくいかない=センスがない(ツメが甘い)
という可能性が高いです。
全く勝算ないところに突っ込んでいったら、もちろんうまくいきませんから。
でも「やりたい!」と思ってますから、随時修正しながら突き進んで行くんです。
センスがあれば切り拓けるはずですね。
こういう方は辞めたとしても、取り組んだことは経験になりますよね。
「なにか」を始めるのにはエネルギーがいる
「したい人10,000人→始める人100人」
ここで減ってしまうのはなぜでしょう?
私が思うに、「始める」という行為が、エネルギーのいる作業だからでしょう。
車でもそうですが、動きだしってエネルギーが一番必要です。
軌道に乗ったら、案外最後までやっちゃったりしますもんね。
動きだしが最重要です。
逆に考えた場合、結局やらないことというのは、
「やりたい気持ちが、自分に行動を起こさせるほど強くない」
とも言えますね。
「始める人100人→続ける人1人」に減ってしまうのは?
1)まだそのタイミングじゃないと思った
2)もっと良い方法がありそうだと思った(別の方法を思いついた)
3)飽きてしまった
4)やってみてうまくいかない(意味が無い)と思った
こういった理由が考えられます。
3や4の理由で辞めてしまうような人は、センスがないのかもしれないですね。
とはいえ、何もしないよりはマシですけど。
1番上の理由なら、再開する可能性があるので、一応「待ち」の状態です。
なにをもってタイミングじゃないと思ったかが重要ですが、あり得る理由ですね。
2番目の理由で辞める人は、
「したい人10,000人」に自分がまた戻ってることに、たぶん気づいてないですね。
本気でやりたい人は、自分で勝手にどんどん進めていく
何度か失敗することを前提に覚悟を決め、事業を進めていく。
もちろん、防げる失敗は防ぎながら、です。
でも、途中でもっと良い方法があるんじゃないかと思ってしまい、失敗を恐れ始め、前に進めなくなる。
周りに「今やらない方がいいんじゃない?」とか、「別の方法のがいいんじゃない?」という話をされ、
方向転換することに対して背中を押してもらい、自分自身も知らない間に転換する方へ自信を持ってしまう。
「諦めたわけじゃない、コレはポジティブな方向転換なんだ」
と自分で自分に言い聞かせながら、自分自身そう思うようにもっていってしまう。
そしたら、いつの間にか「したい人10,000人」に戻っている。
絶対防げない、辞めざるを得ないような理由が出て来れば話は別ですが。
結局は結果論ですし、方向転換後にうまくいけばいいのです。
要は、頑固すぎるのもよくないですが、自分の意思や信念をしっかり持ち、突き進んで行くことが大事。
何かをずっと続けることができる人って、信頼してもらいやすいでしょうし、大事なことだと思います。