27)シンガポールの交通事情と一番強いテニスサークル

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シンガポール編より日記形式での更新はやめて、内容ごとに記事に変更します。

シンガポールのチャンギ国際空港に無事到着。

シンガポールの交通事情

学生時代のサークル同期で、今シンガポール在勤在住の友人が会社終わりに空港まで迎えに来てくれました☆

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シンガポールでは、政府の政策により新車の価格がバカ高いです。

その理由は、政府の交通政策にあります。

シンガポールはマレーシアの先っぽにある、面積が東京23区程度の小さな国↓

シンガポールの地図

こんな小さい国で車が増えて大渋滞が頻繁に起きたら完全に麻痺しちゃいます。

それを防ぐため、自動車の購入に高い税金をかけて制限し、公共交通機関の利用を促進させる狙いがあります。

また、シンガポールには産業としての自動車もありません。

そのためクルマはすべて輸入車になるので、購入価格には関税や運賃などがかかります。

シンガポールの車が高い理由

もう少し詳しく書いてみます。

シンガポールでクルマを購入するには、まず車両本体価格がかかります。

前述の通り、シンガポールの車はすべて輸入車。

車両本体価格には輸送費やそれにかかる保険も加算されます。

このほかに輸入税(関税)が車両本体価格の20%かかります。

さらにさらに、日本の消費税に相当する商品サービス税があり、車両本体価格と輸入税のそれぞれに7%課税

課税された上にさらに課税される二重課税なんですよね。

政府としては嬉しいですね。

さらに、登録料として140シンガポールドル(S$)必要

※1シンガポールはこの記事の時点で約80円。

さらにさらに、追加登録料として車両本体価格の100%がかかります。

さらに新規車両登録権利書や、道路税、自動車保険、ナンバープレートなどなどなども必要。

実際にかかる費用

このような結果、

  • プリウス1台 1,200万円
  • カローラ1台 1,000万円

というような、日本と比べて3倍ぐらいの価格に跳ね上がります。

こういう事情もあり、自家用車を持つ人はセレブが中心

結果として高級車が非常に目立つことになります。

実際、ベンツやBMWなどがバンバン走ってましたね。

ちなみに、シンガポール全体での自動車の所有率はわずか15%ほど。

ということで、政府の政策は上手くいってるといえそう。

その代わり、UBERやGrabタクシー、バスや電車の環境は非常に整ってて便利

料金もめちゃくちゃ安いです。

電車やバスは何十円というレベル。

バンコクもそんな感じでしたね。

タクシーも初乗りから安めの設定。

車が無くても全然困りません。

日本は自動車産業が世界的にも国内的にも強いので、規制はかけづらいと思います。

規制かけてしまうと日本の経済発展が危ぶまれるし、自動車業界が政治的にも力を持ってるので規制かける方向には流れにくいんじゃないかな。

私も活用しているカーシェアがどんどん普及する流れになってますし、この機会に一度試してみても良いかと思いますよ☆

http://murakamisuguru.com/2016/04/05/carsharing/

以上、シンガポールの交通事情でした。

______ここからテニスの話_______

友人がいつも参加しているシンガポールで一番強いテニスサークルの練習に参加させてもらいます。

テニスコート前のセブンイレブンで飲み物を調達。

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日本のコンビニとなんら変わりません。

コンビニの凄さは東南アジア各国で実感。

Thursday Tennis Clubへ

そしてサークル練習に参加させていただきます☆

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今回はYio Chu Kang Stadiumというテニスコート。

このサークルは、サンワテニスアカデミーというスクールとつながりがあります。

サンワテニスアカデミーは元プロで全日本チャンプでもある金子英樹さんが代表を務めるテニススクール。

金子さんもサークルの練習にも来てらっしゃいました☆

さすがの上手さでしたっ(当たり前w)

このサンワテニスアカデミーは、大阪の三和スポーツテニスクラブ枚方のノウハウを活かしつつ、シンガポールとバンコクに拠点を置いて展開されてる模様。

2016年秋からノアインドアステージもバンコク進出のニュースがありましたが、日本のテニススクールが海外進出するのは個人的には嬉しく思います。

ただ、生徒さんのほとんどは日本人駐在者とのこと。

まぁ、お金も時間もあるところでいうと、そうなるとは思いますけど。

ジュニアではなく一般成人のレッスンというのは、日本以外では珍しいんですよね。

なので、レッスン振替のルールなどの定着や、駐在者が多いので帰国したりして生徒の固定化が難しいなど、日本のスクールにはない、海外特有の難しい課題もあるようです。

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このサークル自体は毎週木曜日の19〜22時に練習を行っており、

STA(シンガポールテニス協会)主催の団体戦で、男女ともに優勝しているサークルになります。

もっと上手いメンバーもいるとのことでしたが、来ていた方々もお上手でした!!

参加させて頂き、本当にありがとうございました☆

この施設の良さが書かれている金子さんのブログ記事も載せておきます↓

こういう記事からも伝わりますが、外からの目線でこういう施設も作られてるんですよね。

この国(シンガポール)は。

そうしないと発展できない(資源が少ないため)国とはいえ、徹底ぶりが素晴らしいです。

やっぱリークアンユーはスゴイな。

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ちなみに、知らない人もいるのかもしれませんが、海外にオムニコートはありません。

たまにクレーコートがあったりしますが、ほとんどハードコート。

そしてここのサークルメンバーは全員日本人でした。

駐在者も多かったですが、シンガポールに20年以上住んでいるような方もいらっしゃいました。

そういう方って、日本に帰ったらどんな感覚なんでしょうね〜?

7年ほど日本に帰ってないって方もいらっしゃいましたけど。

とにもかくにも、大変お世話になりました!!

またお逢いしたときにはよろしくお願いします☆

日本人テニスサークルの対抗戦

年に一度、各都市(日本は除く)に駐在している日本人テニスサークルを1つの場所に集めて対抗戦(交流戦)していることを初めて知りました。

バンコクやシンガポール、クアラルンプールやホーチミンなどなどですね☆

友人に聞いて初めて知ったんですが、めっちゃ面白そうですね!

日本チームが含まれてないのは、日本チームも含んでしまうとレベルが際限なく上がりすぎてしまう可能性があるからなどの理由があるようです。

それはたしかにごもっともです。

そこに日本チームを参入させるのはアレですので、新たにそんな仕組みを作りたいと考えています。

まずは西日本をターゲットにリーグを作る予定ですが、東日本、そして東南アジア、そして世界も含めての大会にしていきたいなと考えてますので☆

本当は外貨を稼ぎたいので、海外のテニス協会を日本に呼んで、日本人も含めての大会をやりたいんですけどね。

その辺はまぁおいおいしていくとします。

お世話になった松村家

しんのすけ&さちさん&かずくん☆

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右も左も分からない私に、シンガポールについていろいろ教えていただきました☆

滞在前半は数日泊めても頂き、感謝です(´∀`)

本当にありがとうございました☆

お礼は数倍返しなのでお楽しみに(°∀°)

シンガポール編は10〜20話ぐらいに分けて書きたいと思います。

いつも通り毎日朝6:00に更新していきます。

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