自分を1つの集団に固定しない/サークルの話(昔と今)

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かなり迷走して長文になったので、

まず結論

(本記事の最後に書いてることと同じ文章)

2年前からFacebookのプロフィールにも書いてますが、私が目指してるのは触媒的な人です。

自分は自分のまま、いろんな人たちをつないでいきながら、関わった方全員に喜んで頂ける(何かしらの価値を提供できる)ような人間になることを目指しています。

では本文へ↓

私の持論

「固定の集団(会社・サークル・友達グループなど)でずっと一緒にいると思考が偏る」

というのが私の持論。

自分の居場所は最低3つ(家庭・会社・趣味友達など)、できれば4つか5つ作っておくことはオススメ。

なおヨシと考えているのは、それぞれの居場所は全く違うカテゴリー(仕事ばかりやテニス関連ばかりにはしない)にしておくこと

そうしておくと、様々な視点から物事を捉えやすくなるし、1つのグループで何かしら揉め事が起きたとしても、割と逃げ場(居場所)はありますので気持ちが不安定になりにくいです。

「仕事一筋」って方もいますが、「会社潰れたらどうするの?仕事ダメになったらどうするの?会社の人たちとばかり付き合ってて、万が一辞めた場合その人たちはあなたの友人として残っていてくれるの?」って思います。

居場所が1つしかないような人は、その場所でなにかあったときに逃げ場がなく、一気に病んでしまうケースが多いんじゃないですかね。

「会社のことは、同じ会社に勤めてる人しか分からない」という人もいますが、そういう部分がある一方、長く勤めることでいつの間にか客観性が薄らいでしまうこともあります。

ですので、たまには「会社の外からの視点で考えてもらう」ことも大事なこと。

ま、一個人の意見ですので、参考程度に。

大学のときのサークル話

大学2年の終わりに「WIN-WIN」という学生テニスサークルを友人達と創設。

学生テニスサークルブームだったのか、テニス雑誌にも掲載されました。

テニス雑誌②

2004年12月創設なので、創設3年半のとき。

テニス雑誌①

翌年(2009年)、私が一時契約頂いてた御縁もあり、ウインザーラケットショップ(ウインザー商事)様の特集で別のテニス雑誌に掲載されました。

テニス雑誌④

記念すべき第1回目のサークル紹介。

そこから数珠つなぎの紹介制でサークルを紹介していく仕組みでした。

テニス雑誌③

鳥取砂丘で鬼ごっこw

サークルを創ってからというもの、学生時代はサークル活動一色となりました。

5年目あたりがピークで70名ほどの規模となり、そこから徐々にメンバーは減少。

ギリギリ10年続きましたが、メンバー減少→メンバー不在となったため消滅しました。

なんとか存続してほしいと思い、途中でOBながらいろいろ手を打ったりもしましたがうまくいかず。

ま、仕方ないですね。

会社経営とサークル経営の違い

会社経営ってもちろん難しいのですが、会社の場合はずっと同じ社長が引っ張っていくことができるのでワンマン経営でも力があれば社長次第で経営を続けることができます。

(とはいえ、やはり後継者問題では揉めることも多いですけど。近年多発してますしね笑”)

それに比べてサークル運営(学生の場合)は毎年幹部がどんどん入れ替わっていくので、会社経営とは違う難しさがあると実感しました。

社会人のサークルであっても、結婚・転勤・出産などによって継続が難しくなるケースも多々あります。

そういう場合は、会社と同じくそのサークルを作った人(あるいはとりまとめている人)がメンバーに対して方向性を示してあげることが大事なのだと思います。

全ては、

「代表者が参加者(メンバー)に対して、今後の方向性をどう伝えるか」

ですね。

所詮サークルといえばそうですが、しっかり存続していくのであればそういったことは必要かなと考えています。

50年ほど続いている学生テニスサークルもありましたが、それって本当にすごいことです。

ただ、そういうところはガッッチガチのルールがあり、割と閉鎖的であるところも多いです。

ルールをガチガチにして閉鎖的であるが故に、「ブレにくく(ルールに合わない人は辞めるため)、仕組みができあがってるので後輩にも引き継ぎやすい」というのは言えると思います。

WIN-WINはかなり自由でした。

というか、わざわざ創ったのはガチガチのルールが嫌だったからです。

そうなると、代ごとに「サークルの色」が変わりやすいのは否めないです。

そういう集団って自由が故に大きな力が出せることもあったりするのかもしれないですが、崩れ出すとかなり脆いですよね。

先日、大学の体育会の話も聞きました。

話を聞いた限りでは、無駄にガチガチなところは多い(強豪校は特に)です。

どうしてそんなにガチガチなんでしょう?

必要なものは残し、要らない部分は削除するなり改善するなりした方が良いし、必要ないことをやる理由なんて全くない。

政治の世界も似たところがある気もしますが、体育会とかに見られる悪しき伝統って「誰得なの?」って感じです。

政治の世界の場合は既得権とかお金とかなんでしょうけど。

うーむ、誰か教えてください。

警察と一悶着

若干話は逸れますが、、、

この前、友人の車に乗ってて信号無視(実際には黄色だった)の件で警察と一悶着ありました。

警察の方が証拠のビデオを撮ってると仰ったので、

自分「見せてください」

と言ったら、

警官「裁判のとき、証拠に使う用だから見せることはできない」

とのこと。

自分「証拠ビデオがあるんだから見せたらいいじゃないですか?」

というと、

「法律で決まってるから!」

と言われました。

何度聞いても同じ返答。

挙句の果てには、

「ネットで検索してもらって構いません。検索したら検事に提出する用って書いてますから」

とかなんとか言っちゃってました(多少ニュアンス違うかもです。要は裁判用なので見せれないとの一点張り!)。

この、

「法律で決まってるから!」

っていう言葉は私が嫌いな言葉の1つなんです。

「なぜ法律でそう決まってるのか?」

を理解していないと、ただの思考停止してる人になっちゃいます。

そういう人にはなりたくないもんです。。

ひさびさにだいぶイライラしちゃいましたね。

こういうのはよく分からない慣習と同じです。

「昔からやってるから」「昔からそうだから」っていう理由だけで、なぜやってるかよく分からずにやってることってあったりします。

「本当にそれやる必要あるの?」というのは、何事にも一度考えてみた方が良いかと思います。

それは常識と言われるようなこともそうですね。

現在のサークル話

現在は、自分のサークルは持たずに、いろいろなところにお邪魔させて頂いてます。

とりまとめして頂いてる幹事やリーダーの方々にはとても感謝しています。

なぜいろんなサークルに所属しているかというと、固定のサークルを持つ(特に自分が作ったサークルの場合)と「束縛しがち、されがち」になってしまうし、「そこ(自分のところ)を優先してしまう」し、「自分のところに入ってるかどうかで、見えない(知らないうちに)線引きしてしまうから」です。

そういうのはWIN-WINの時にも感じていました。

なんとかサークルの練習に来てもらおう!

なんとかイベントに来てもらおう!

なんとか試合に出てもらおう!

と、ゲームやサークル以外の遊び、バイトなどなど、あらゆる他のものと競争してました。

全ては”WIN-WIN”を選んでもらうためです。

強制せずに、自然と選んで来てもらえるように、いろいろ頑張っていました。

学生ですから金銭的にも限度があります。

ですのでサークル以外のものになるべくお金を使わないようにもっていってました。

もちろん、サークル活動でも無駄なお金は使わず、より効率的にテニスやイベントができるように考えて活動していました。

今となっては良き思い出ですし、とりまとめるのはいろいろと面倒くさいこともありましたが、好きでやってたのでしんどくはなかったですね。

良い経験ができました。

そういうこと(束縛や優先、線引きなど)もあり、自分でサークルを作ることもできますが、敢えてやらないようにしてます。

見方によっては都合良いだけの人とも見られてしまいますが、それぞれ所属するコミニュティには価値を提供し続けていきたいと考えています。

再度、結論

結局何が言いたいかというと、私はどこにも属さず、いろんな人をいろんなコミュニティ(その人に合いそうなサークルやスクールなど)に放り込みつつ、それぞれの集団同士をつなぎつつ、テニス界を盛り上げたいと考えてます。

2年前からFacebookのプロフィールにも書いてます(英語で)が、目指すは触媒的な人です。

自分は自分のまま、いろんな人たちをつないでいきながら、関わった方全員に喜んで頂けるような人間になることを目指しています。

本記事ではかなり迷走しましたが、言いたいことはそれだけです(笑)

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