自分で税金の使い道を決める時代

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npo

こんな記事が出てました。

「選択的夫婦別姓」にたどりつけない現実に思うこと

「選択することすら許されない世の中ってどうなの?」って思います。

ほんと日本はやばいんじゃないかと思いますね。

まぁ私が思ったところでどうにもならないといえばそうですが、

「何も思わない」

のと、

「なにか思ってる」

のとではやっぱ違いますよね。

常に何かを考えてる人でありたいなと思うわけです。

さて・・・軽減税率導入が決定しました。

線引きが難しく手間以外何者でもない愚策。

と個人的に思っていますが良い点はあるんでしょうか?

品目には結局新聞も入っちゃいましたね。

政界に恩恵を受けた新聞社がこれからどんな記事を書くか楽しみです(皮肉)。

子育て給付金の廃止も決定しました。

代わりに(?)高齢低所得者への臨時給付金が決定しそう。

正直、政治の世界はよく分かりません。

でも自分の住んでる国のことなので、何が起きているのかは理解しておきたい。

そう思ってます。

そして、どうせ税金払うなら自分が使いたいところになるべく使いたいですよね。

お国に任せても・・・ごにょごにょごにょ(笑)なので。

実際、そういう世の中にこれからなっていく気がします。

自分の税金をどう使うか選択する世の中になる、ということです。

先日、お金にあまり興味のないFacebook創始者のザッカーバーグ氏が5.5兆円という巨額寄付をしたことがニュースに出ましたね。

「税金対策だ」とか「偽善だ」とかいう人もいましたが、私はそうじゃないと思います。

たしかに税金免除をするために自身が作った合同会社へ寄付するという形をとったわけですが、そうすることで受け取った側も少しでも多い金額を運用することができます。

ザッカーバーグ氏が「教育のために使う」と言ったのは嘘ではないと思います。

自身の資産の節税をしつつ、さらに寄付した会社側が運用する際も、少しでも多くの金額が使えるようにすることを考えた結果、今回の方法に行き着いたのではないかなってと思います。

別件で過去に寄付した例もありますしね。

要は、国に税金を納めて政治家の皆さんに運用を任すんじゃなくて、自分で投資したい分野(教育)に投資をすると決めたということです。

彼はお金には本当に興味がないらしいですし、興味があるのは「世の中のためになる画期的なアイディア」じゃないかなと思いますしね。

マーク・ザッカーバーグの賢い寄付金戦略から学ぶこと

日本でいうと「ふるさと納税」という仕組みは珍しく良い政策だと思ってます。

ちゃんとやる人は得をするし、やらない人は何も変わらずただ税金を納めるだけですし。

市町村にも競争意識が芽生え、年間予算以外にも財源確保ができます。

そうなると各々知恵を絞っていろいろ案を考えるし、頑張りますよね。

自分で選択するといえば、税額控除になる認定NPO法人への寄付も同様です。

自分の応援したいNPOに寄付をする。

寄付金がNPO法人の財源の1つとなり、そのNPOが目指す社会にするための活動ができます。

寄付した人もそういう社会になることを望んでいるから寄付をするわけですよね。

もちろん、税金で公共事業などの費用も賄ってるわけなので、「全部自分で選べる」までは言わないです。

が、今納めてる半分の額ぐらいは、投資の意味も含めて税金を自由に投入できたらなと思うわけですね。

とりあえず言ってるだけですけど。

とはいえ、源泉徴収だと難しいです。

でも確定申告してあとからバックする方式ならできなくもないです。

そういう仕組みって現在もいろいろありますし。

でも多くの人はそういうのを「手間」「めんどくさい」って言うんでしょうね。

知らないままならずっと一緒。

日々ちょっとでも学んでいけば前に進む。

毎日蓄積し続けることが大事ですね。

継続あるのみです。

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