【テニスのセルフジャッジ】「相手がやったらこっちも」ってのは違うでしょ!!

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2018/9/28に編集&更新

最近、テニスのジャッジについて語る場がありました。それとは違う他の場所でも同じようにジャッジについてテニス仲間と話をする機会がありました。

テニスの試合に出たことがある人なら、「今の・・・アウトなの?」というような場面、一度はあるんじゃないでしょうか?

そもそもテニスのジャッジとは?

ほとんどの試合は「セルフジャッジ」です。

これは試合をする選手自身がそれぞれにジャッジを行う方式なんですが、テニスの試合を行う際、ほぼほぼこのルールを採用するケースが一般的です。

国際大会の予選などもセルフジャッジだったりするとのこと。

少しグレードがあがるとSCUの仕組みを取り入れ、さらにグレードが上がると線審やボールパーソンが付く大会になります。

専門の審判を用意することが難しいという理由からなんでしょうね。

日本テニス協会のちらし

Facebookページのみんなのテニス研究所に、良いちらしがシェアされていました。

セルフジャッジ5原則

  1. 判定が難しい場合は「グッド」(相手に有利に)!
  2. 「アウト」または「フォールト」はボールとラインの間にはっきりと空間が見えたとき!
  3. サーバーはサーブを打つ前、レシーバーに聞こえる声でスコアをアナウンス!
  4. ジャッジコールは、相手に聞こえる声と、相手に見えるハンドシグナルを使って速やかに!
  5. コートの外の人は、セルフジャッジへの口出しはしない!

2については少し言いすぎかなとも思いますが、それ以外のセルフジャッジについては、これ以上でもこれ以下でもありません。ジャッジについて話をしていたときに、「んーーー???」と私が思ったのは、「相手がジャッジに厳しいなら自分も厳しく、もし甘いなら自分も甘くしちゃうよね〜」みたいな話を聞いたときです。

どうして相手によって判断基準が変わるんでしょうか?それってなんか違うなーと感じました。基準はあくまでも自分の中にあるもんなんじゃないかなって思います。自分の基準(要は上記5原則ですが)でジャッジし、相手がどんな人だろうがその基準が変わることってないですよね。テニスが強い相手だろうが弱い相手だろうが関係ないです。だって、ジャッジって人によって変えたりするようなものじゃないんですから。人によってコロコロ変える人がいたら、余計に信用できない気がしますね。

私自身の場合、判定箇所があまりよく見える方じゃないので、ハッキリ判定が分からなければ全てインにしています。もしかしたら損してるポイントがあるかもしれませんが、それは自分が悪いし、その上で頑張ってポイントを取ろうとしています。また、プロの試合のでもジャッジミスはありますし、変に悪用はしない上でそういうもんだという考え方が大切なんじゃないかな〜と思います。

ジャッジについては問題になるケースも多かったりしますが、誰もが綺麗なジャッジを目指すとともに、仮にミスジャッジがあったとしても、相手を性善説的に見たい(あ〜今のは見えてなかったんだろうな〜的な)と考えています。

ま、個人個人のモラルの問題ですね!ちゃんとやってる人がちゃんと勝ち上がってほしい。心からそう思います。キッズやジュニアと触れ合う機会もあるので、そういう姿勢を教えるとともに、背中で見せていきたいなと思います。

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