気づかぬ間に陥ってる「自分をダメにする習慣」から脱する9つの考え方

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「自分で自分をダメにしてしまうこと」って、誰でも一度ぐらいは経験あるんじゃないでしょうか?

必要以上に自分を責めてしまったり、上手くいかない自分に対して自己嫌悪したり。

たまにはそんなのもあって良いと思います、人間ですもん。

怖いのは、それが常態化すると、元々デキる人だったのに本当にダメになってしまうことがあるってこと。

いわゆる「負け癖」というやつも、作られ方としては同じだと考えてます。

このような良くない行動というのは、だんだんと身に染み付き、気付かないうちに習慣となってしまうんです。

そういう「気づかぬ間に陥りがちな9つの悪い習慣」を挙げてみました。

合わせて、そうならないようにするための考え方や方法も9つ挙げてみたので、御参考までに。

1)自分の影響範囲にネガティブな人がいる

「あなたの周りの人間で、一緒に過ごす時間の長い5人を平均した人物が”あなた”です。」

これは、DropboxのCEOドリュー・ヒューストンが2013年に行ったスピーチの内容を抜粋したものです。

私が好きなスピーチの1つです。

スピーチはこちら↓

卒業スピーチ:①テニスボール②サークル③30,000という数字
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同じような価値観の人間同士は引き寄せられやすく、また、一緒にいると自然と似ていきます。

サークルしかり、会社関係しかり、ママ友しかり。

ですから、考え方が固定されにくいよう様々なコミュニティに属することを私は普段から意識しています。

その中で、ネガティブで自分の考え方まで後ろ向きにしてしまうような人と過ごす時間は極力避けています。

そんなネガティブな人と付き合って気を滅入らせるのではなく、前向きな影響を与えてくれるような人と付き合い、気分を良くしてもらいましょう。

・・とはいえ、自分がしんどい時というのは、そういう人達(ネガティブな人達)と一緒にいる方が居心地良かったりするんです。

なぜか?

それは、自分が弱ってる時は、「考え方がそちら(ネガティブ)寄り」になってますから。

「自分は今ネガティブになっている」と、自分を客観的に分析する能力を磨いておくと良いですね。

ちなみに、自分の状況を自分で認知する能力をメタ認知といったりもします。

2)過去にこだわる

誰でも「遡って変えたい」と思う過去の出来事は、1つや2つぐらいあると思います。

でもそれは既に起こったことであり、やり直しはもちろん不可能です。

受け入れて、より良い人生のための学びにしていくしかありません。

「もっと違うことができたのではないか」とこだわり続けるよりも「この経験から何を学び、どうすればそれを将来に生かせるだろう?」と自分に問いかけてみるのが良いです。

過去の失敗体験も、意外とのちのちに役に立つことって多かったりします。

”ものは考えよう”です。

今年、近大の卒業スピーチで堀江氏がおっしゃった、

未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ

という言葉。

これが大事なことだと思います。

堀江さんの動画はコチラ↓

堀江貴文氏が近大卒業式で行った名スピーチ
2014年度の近畿大学での卒業式に堀江貴文氏が登場。 卒業生に送られたスピーチは話題になりました。 YouTub...

3)心配しすぎる

トラブルや困難にどっぷり漬かっている状態は、時間の使い方として最悪。

心配&不安で全く行動できないのはもっと最悪。

全てはなるようになります

死ななきゃね。

私は自転車日本一周してそう強く実感しました。

なので、うまくいかない可能性を心配しても仕方がないです。

「心配というのは揺り椅子のようなもの。心配は暇つぶしにはなりますが、それによって前進することはない」

というのは、上手い例えで、たしかにそうだなと思います。

ただの暇つぶしですし、心配しすぎる人はただ単に暇なんだと思います。

心配したり、迷ってる自分のことが好きな人もたまにいますね。

その人がいいなら別にいいんですけど、周りは巻き込まないでって思っちゃいますね(笑)

本当の失敗とは挑戦しないことです。

4)失敗や間違いを恐れる

歴史上の偉人たちは、みんな失敗してきました。

彼らの「失敗」は、改善のための機会です。

どんな経験も、成功を形作るための一部であり、そこから必ず何か貴重なことを学んでいます。

ですが、だからといって「失敗が全て良い」というわけではないです。

「失敗の質」とでもいうんでしょうか。

歴史を勉強し、過去の偉人がしたような同じ失敗は、なるべくしないようにするべきですね。

ドイツの元宰相ビスマルクが言った、

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。

意味→愚者だけが自分の経験から学ぶと信じている。私はむしろ、最初から自分の誤りを避けるため、他人の経験から学ぶのを好む。

ってのはスゴく大事な考え方です。

だから本などを読んで、情報収集できる部分は自力でするというのは大事。

実際には、行動と学ぶことを同時並行でやるって感じでしょうね。

5)物質的なものによって幸せがもたらされると考える

あらゆる広告宣伝により、私たちはモノを買うことで幸せになれると信じ込まされています。

元々物欲の少ない私ですが、チャリ旅をしたことで、より一層購買欲から解放されました。

自分のために物を買ったりするよりも、優しい言葉や贈り物をあげたり、自分自身の人生や周囲の人々を尊重してみましょう。

そういう小さな思考や行動の変化により、簡単に幸せになれます。

幸せはすぐ近くにあることに気づきます。

そのためには、自分自身をよく理解することから始めてみると良いです。

何が好きで、何に喜びを感じるのか、とかですね。

6)愚痴をこぼす

「あいつがダメだ」「これが悪いあれが悪い」などと言ってても、状況は変わりません。

ただ、問題があると認識するのは大事なことだとは思います。

ですので、解決策を見つけることに全力を注ぎましょう。

「どうやったらこの状況を変えられるのか?」

「この問題から何を学べるのか?」

と自分に問いかけてみましょう

そういう考え方をすることが、良い習慣につながりますね。

また、愚痴をいうのであれば人を選びましょう。

誰にでも愚痴ってると、友人が離れていってしまう可能性がありますし、それは悲しいことですしょうから。

余談ですが、自分の苦手な人と付き合うというのは、一見無駄な時間だと思いきや、自分を磨くのにスゴく役立ちます。

御自身の”幅が広がる”のでチャレンジしてみてください。

やるなら御自身が元気なときのほうが良いです。

自分が苦手な分、エネルギー使いますから。

7)自分が持ってないものにこだわる

チャリ旅に出発することを決めた時、「ほんと自分は何も持ってないな〜」と思ってました。

ブログにも書きましたが、もう「自信喪失状態」ですね。

「自分を見失っちゃってます状態」です。

でも、その考え方自体がそもそも無駄だったことに気づきました。

何も持ってないことについて考え続けても、魔法のように手に入ることはないし、気分が良くなることもないです。

ずっと満たされない気持ちのまま、変わりません。

まずは、今持ってるものに注目し、それに感謝しましょう。

そして、持ってないものを手に入れたい場合は、本当に手に入れたいのかどうかをちゃんと考え(具体的に言うならば、1週間後でもそれが欲しいと思ってるかどうかなどを考え、一時的な欲求かどうかを判断する)、本当に欲しいのであれば、そこに集中して手に入れるための行動をとる必要があります。

そこまでするのが面倒だという場合は、たいして欲しいものじゃないということです。

8)自分と他人を比べる

自分を他人と比べるのは、あなたが欲するその人の資質・成果・または所有物に注目してるとき。

1つ前の項目⑦にも通じますね。

自分が持ってないものにこだわるのはやめて、自分が持っている、他人に誇れるものを認識しましょう。

そして、自分の人生で本当に求めているものを追求するようにするのが良いと思います。

ちなみに、「自分には他人に誇れるものがない!」って人もいるかもしれません。

でもそんなことないです。

誰でも絶対あります。

それが見つけられないって方は、自己肯定感が低いのかもしれないですね。

そんな人はこちらを→

経験者が語る。自己肯定感が低い人の6つの対処方法

絶対に誰でも自信を持てるモノはあります。

そこに気づくか、気づかないか。

9)恨みを持ち続ける

怒りをため続け、捨て去ることをしないと、怒りが人生の足かせになってしまいます。

他人を許しても、自分にされたことを正しいと認めることにはなりません。

ただ、自分の幸せを恨みに邪魔されることを拒絶しただけだ、と考えましょう。

誰でも、

幸せになりたい気持ち >>>> 怒る気持ち

でしょう?

いつまでも怒りの気持ちを持ってても仕方ないですよ。

そういう意味では、忘れやすい自分の性格はほんと便利だな〜と、最近よく思います。

そもそも、怒ること自体がほぼないんですけどね。

いちいち怒る人って他にエネルギー使ったらいいのにって思っちゃいますね。

以上9つです。

1日24時間、年間8760時間、100年で876,000時間。

時間は有限ですので、少しでも良い時間の使い方をしましょう。

それが幸せな人生につながると考えています。

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