4日目(2016年4月29日 6:30)
ノンカーイ駅に到着
夜20時にバンコクを出発。
約600km、鉄道に揺られること約10時間。
朝の6時半頃にノンカーイ駅に到着。
寝台列車は意外と快適で、私はよく眠れました。
ただ、よく揺れてたのと、長袖がないとちょっと寒いぐらいクーラーがガンガンに効いてます。
乗ってきた鉄道にはローカル(地元)の方も結構乗っていた模様。
やはり地元民には鉄道が主流なんでしょうね。
ラオスの首都であるヴィエンチャン(★マーク)とノンカーイ駅(☆ピンのところ)は目と鼻の先。
といっても、車で20〜30分ほど離れてますけど。
列車から降りるとさすがに暑い。。
タオル代わりに自分で染めた藍染タオルを巻きます。
余談ですが、着る健康と言われている藍染には注目してるので、何かしら商品化したいなと考えてます。
そして、腹が痛いのでとりあえず駅のトイレへw
トイレ使用に3baht(約10円)
シャワー使用は10baht(約30円)
税金が安い分、こういう風に随所で随時回収になるんでしょうね。
随時回収の方が必要なものに必要な分だけ資金が集まりますが、いちいち回収するのはめんどくさい。
かといって、政治家さんたちに全て運用をお願いするのもどうなんだろう。。
ちゃんと運用してくれてたら問題ないけど、ね。
トイレをしてると、目の前にヤモリだかイモリだかが出現!
急だったのでだいぶ驚いた。
たぶんヤモリだな。
そして、お世辞にも綺麗とは言えないトイレ。
潔癖性の人は東南アジアでのトイレには困りそうです。
ノンカーイ駅から国境を越え、タナレーン駅へ
ノンカーイ駅(タイ)で、タイ〜ラオス間の国境を越えるタナレーン駅(ラオス)までの鉄道チケットを購入します。
鉄道だと15分ほどでタナレーン駅に着きます。
タナレーン駅までは歩いていくこともできるみたいですが、私は電車を使いました。
タナレーン駅行きの乗車口は、バンコク〜ノンカーイ駅の鉄道駅に隣接してます。
写真の黄色のチケットは、タナレーン駅からヴィエンチャン行きの相乗りのバンに乗るチケット。
ノンカーイ駅の窓口でタナレーン行きのチケットを買う際に、合計500baht(約1,600円)でまとめて購入。
ただ、実際は300bahtほどだった模様。。。
まさか駅員さんも料金を上乗せしてくるとは・・・信じた自分がバカ( ̄o ̄;)
ちなみにここはクレジットカードの使用もOK。
バンコク〜ノンカーイ(600km)が2,300円で、ノンカーイ〜ヴィエンチャン(たぶん30kmもない?)が1,600円って、やっぱ割高だな。
タナレーン駅へ出発
トイレに行ってたので出発時間ギリギリになり、
パスポートを見せて入国(乗車?)審査をし、急いで電車に飛び乗ります!
7時半出発。
なんの変哲もない車内。
あっという間に到着。
タナレーン駅で入国審査。
immigrationCardは列車内でもらえます。
そして自分のパスポートの提出準備をしてと・・・・
ん・・
パスポートが、
ない。
おかしい。。。
全力で探すも見つからず。
そういえば、
「ノンカーイ駅で乗り換える際、パスポートのチェックがあった。そのとき返してもらってないのでは・・!?」
と思い、駅員さんに事情を説明。
もちろん英語で。
しかしあんまり通じず( ̄o ̄;)w
ここで、
救世主登場!
日本語とラオス語を操るラオス人が現れ、通訳して頂いてなんとか事態を理解してもらい、無線でノンカーイ駅の方とやりとりが始まる。
私「あっぶね〜・・・いきなり一番大事なもの無くすとこだったわ。。。」
と、向こうにあることを確信しながら過ごすこと約5分。
向こうの駅から連絡が入る。
駅員「パスポートはない。」
と首を横に振られる。
( ̄o ̄;)
私「ほんまか・・・?」
そんなはずはない。
絶対鉄道に乗る手前まではパスポートはあったんだから、あそこか列車内か自分が持ってるかのどれかのはず。
まさか駅員がパクったのでは??とまで疑いました。
何度探してもいつも入れてるカバンの中にはないし、列車内にもない。
焦りを通り越し、途方に暮れはじめる私。
いきなりこの状況はキツイ・・・・。
WiFiも飛んでないしSIMもないし、お金もほとんどないし( ̄o ̄;)
どうしようと思いながら、最後にもう一度だけ探す!
すると、いつも入れてる財布とは違う財布に挟まってることを発見!!!
この財布。
パスポートと全く同じ大きさなんです。
挟むとちょうど綺麗に隠れる大きさだったんですよねw
鉄道に乗る際は急いでいたので、間違えてココに挟んでしまってたようです。
私「うひょー!!」
と声をあげ、迷惑かけた駅員さんや警察の方にも頭を下げ、通訳してくださった方にも御礼。
せっかくなので記念写真撮りました。
表情が硬いw
なにはともあれ良かった良かった。
だいぶ冷や汗出ました。
無事、入国審査を終えてラオス入り。
ラオスへの入国は、日本のパスポートを持ってる方は15日間ならVISA不要です。
今回私は初の海外。
「VISAってなんだ?」っていうところから始まりましたが、日本のパスポートの強さは随所で実感しましたよ。
しかし日本人の取得率は24%。
みんなパスポート持っとこうよ。
なんて。
タナレーン駅から首都ヴィエンチャンへ
相乗りのハイエースに乗ります。
ものすごい使い込んだ車でしたね。
どこだか全然分からない場所ですが、とりあえずヴィエンチャンに降ろされました。
宿泊施設が集まるような場所だったようです。
ちなみに今回の旅では、鉄道でもタクシーでもトゥクトゥクでもバイタクでも、「Maps me」というアプリで現在地は常にチェックしてました。
「Maps me」はネット通信なしでも、GPSで現在地が分かるアプリです。
そうしておくと、知らない道を遠回りされてボラれたりするのを防げると思います。
ラオスの首都ヴィエンチャンに到着したのは9時前。
ここでラオスに住む友人&日本から来る友人たち4名と合流しますが、それは晩なので、それまで街を散策してみることに。。
<続く>____________
4日目(2016年4月29日 9:00)