パクりやがれ!!

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パクるの意味

①大きく口をあけて食べる。ぱくぱく食べる。
②商品や手形などをだまし取る。盗む。
③他人のアイデアを剽窃(ひょうせつ)する。
④つかまえる。逮捕する。

というような意味がありますが、

ここでは

③他人のアイデアを剽窃する。

という意味のことをいいます。

要は、

“自分が考えたアイディアは、誰かに流用されたり真似されろ!”

ということを言いたいわけです。

”だれかに真似されて一人前のアイディア”ってことですね。

良いものはパクられる

なぜパクられる(真似される)のか?

世の中でパクられる(真似される)ものの多くの理由は

”儲かるから”

です。

なぜ儲かるかというと、それが素晴らしいアイディアだから。

そして、そういった新しいアイディアを生み出すこと、いわゆる0から1を生み出すことは、一番難しいと言われることが多いですね。

そんなビジネスとして成り立つ良いアイディアを聞いて、自分ができそうなことだったら真似しますよね??

だからいろんな会社や人がパクってくるわけです。

LINEはカカオトークのパクり。

カカオトークはWhatsAppのパクりです。

Facebookが最強なのはパクらずにライバルを全て買収してること。(WhatsAppは無理だったのでMSQRDを買収)

Facebookの事業戦略は、今の所抜け目がなさすぎて凄いです。

で、儲かる以外の理由だと、単純に”パクる側に何かしらのメリットがあるから”とも言えます。

どうでも良いものがパクられることは絶対にないですから。

って考えると、ある意味パクられることは良いことですよね?

パクる人が多ければ多いほど、世の中のニーズもあるということですし、世の中の役にも立つ(役に立つからニーズがある)アイディアだということですからね。

また、よくあるネットワークビジネスをやってる人や、何かしらのフランチャイズを経営してる人たちというのは、”自分自身で考えたビジネスアイディアがない”と言っちゃうこともできますね。

もちろん、いろんなタイプがいると思うので、うまくやってるならなにやってもなんでも良いと思いますし、そもそも私がどうこう言うことでもないですけどね。

日清食品の安藤百福

日本を代表する経営者の1人、”日清食品創業者の安藤百福”は、チキンラーメンを開発した際、知的所有権について断固とした姿勢をつら抜いていました。

当時の日本はそういった知的所有権を尊重する風土は乏しかったようですが、そんな中で「他がパクるのはおかしい!」ということを言いつづけ、法律などを新たに作って整備していきました。

そこが今の中国とは違う点のようです。

※中国は「知的所有権を尊重する風土が未熟なため、すぐパクる」という見解をされている人が一部いらっしゃるようです。

安藤百福の生涯について

この記事の中で安藤百福氏は、

「野中の1本杉(日清食品のこと)になってそびえるより、豊かな森にした方が実りが多い。

大衆に安く商品を提供するためにも小異を捨てて大同につく」

というように世界全体からの視点でこの事柄を考え、結果として「日本ラーメン工業協会」を設立して製法特許権を協会にゆずりました。

この英断により、業界は大きく発展したとのこと。

ノウハウを公開する前は粗悪品が出回ったりしていたようですが、ノウハウを公開したことでさらに競争は激化。

でもその激しい競争により全体の質は向上。

結果としてはさらに良いものが安く作られ、一般庶民にとっては食べやすい環境がどんどん作られていきました。

ノウハウを公開することによって日清食品自体が危機に陥る可能性もあったと思いますが、そこからさらに新商品を次々に開発し、世界を代表する企業になったわけですね☆

攻め攻め攻めの姿勢はSoftBankの孫社長にも通ずるところ。

素晴らしい商品はもちろん、仕組みも作ったところがすごいですし、ただただ尊敬するしかないです。

大事なのは良い商品もそうですが、その業界や分野が発展していくような良い仕組みまで作ることが大事だと、個人的には考えています。

安藤百福氏の考え方はまだまだ他にも勉強になる部分が多々ありますので、私がチャリ旅でカップヌードル博物館に行った時の記事のリンクを貼っておきます。

慶応チャレンジャーで若手注目株のテニス選手である西岡プロを見たり、旅に出るきっかけについても書いたかな〜〜〜り長い記事ですけど良ければどうぞ↓↓

【194日目・新宿区→神奈川県横浜市】念願のあのチャリダーと対面!他いろいろ!

テニスを文化に

私はテニスに関するイベントはいろいろやってるわけですが、私のやりたいことと同じ方向を向いてる人や会社、モノなどについては全て、常に全力で応援する姿勢です。

自分がやっていることについても”良いな”と思ったことがあればどんどん真似して戴きたいし、私が”良いな”と思ったことはどんどん真似して(パクって)いきたいと考えてます。

もちろん、法律を犯さない範囲でですけどw

「アイディア」は組み合わせ

アイディアというのは、既に存在するもの、知ってるもの、経験したことの組み合わせです。

自分が知っていることの中からでしか生み出すことはできません。

Apple創業者の故スティーブ・ジョブズの言葉を借りると、

未来に先回りして点と点をつなげることはできない。

君たちにできるのは過去を振り返ってつなげることだけなんだ。

だから点と点がいつか何らかのかたちでつながると信じなければならない。

ということです。

下記画像も有名ですが、

知識・経験・創造性

点=知識

経験=点(知識)と点(知識)の組み合わせ

創造性=経験と経験をつなぎあわせて新しいものが創られる

という意味の画像です。

松岡修造も似たような話で、

「良いものをどんどん真似していくと、結局それが自分のオリジナルになる」

というような話をこの本で書いてます↓↓

2002年発売のこの本は、私が高校の時に買ったもの。

裏表紙に直筆サインも戴きましたね(°∀°)ナツカシーw

ということで、私がやっていることは基本的にオープンにしているつもりですし、発信もしていくつもりですし、質問を受ければ答えていくつもりです。

発信している内容をチェックしたい人はすればいいですし、参加したいだけの人はそれで良いですし、興味ない人は放っといてもらえればそれで良いです。

私1人では1人のパワーですが、同じような人が10人、100人、1000人と増えればやりたいことを達成するスピードは早まります。

そういう意味では「巻き込み力」は、常々意識しています。

一緒にやりたい方は一緒にやりましょう☆

見てるだけ(参加するだけ)の方は、見てるだけ(参加するだけ)で構いません。

反対する方は・・・なんで反対するのか気になるし、反対されるのはちょっと困るので、できれば放っといてくださいませw

どんどんパクられてしまうような、楽しいイベントや良い商品、良いアイディアなどをこれからたくさん発信しつつ、新たに作っていけたらな〜と考えています。

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