前回は観戦記だったので、今度はその他感じたことを書いてみる。
特設ハイビジョン
こんなに薄い。
ハイテクですね。
ホークアイも設置されてて、チャレンジシステムが生で見れて地味に嬉しい(笑)
いつもの拍手もあったしね。
ま、もう少ししたらきっと線審はいなくなるでしょうね〜。
でも伝統だからって残しておく可能性もあるかも。。
テニスって、2人の選手の試合に対して必要な人が多すぎるよね。
チャレンジシステムといえば、ジャッジミスの多かった副審をシャラポワが睨む一面も。
おー怖い怖い。
パワーシュートシステム
特徴的なルールの1つ、申請した次のポイントが倍になるパワーシュートシステム。
発動時にはフリスビーみたいなものを投げるんですが、自分で投げて取りに行くのはちょっと滑稽(笑)
ベルを鳴らすとかにしたら良いのにね〜。
観戦してみて自分が感じたこと
①チケットの売り方。席の埋め方。
当日の会場を見渡すと、結構空席が目立ってました。
下記画像の右下側の画像を参照頂きたいですが、ほんの少しだけピンク色になっているところがありますよね?
この画像で確認できない他の席も、空席はほとんどありませんでした。
でも、実際には空席が結構目立ってたんですよね。
チケットは売れてるのに空席があるのはどういう時か?
普通、チケットを取ったら絶対行きますよね?
なんとしてでも。
ですので、要は薄い(テニス観戦熱の低い)ファンがチケットを持っているということです。
どうしてテニス観戦熱の低いファンが持ってるのか?
優先チケットも含め、様々な企業に販売し、そこから観客動員をお願いしている点でしょう。
運営側としては、チケットが売れれば別に良いわけです。
ですが「大会の成功」を考えたときに試合当日、観客が少ないってどうでしょう?
選手もモチベーションが上がりませんよね。
極端な話、チケットが完売してて観客は0。
これは成功と言えるんでしょうか?
言えないですね。
空席になってしまうんだったら地元のジュニアとかを招待してあげるとか、何かしら措置が必要だったのではないかと思いますね。
他には、試合は16時からと19時半開始だったので、2試合目しか観戦できない人は1試合目だけの方とシェアできるような仕組みを作るとか。
手間が増えるといえばそうなんですが、せっかくトップ選手が集まる機会なのに、フル活用できてないと感じました。
たくさんの人にこの大会に関わってもらうという方法はもっとあったようにも思います。
音楽を流すこと
今大会は、とにかく音楽が流れてました。
練習時間、ポイント間、チェンジコート時など、インプレー時以外はほぼ全て流れていたと思います。
EDM(=Electronic Dance Music)が近年非常に流行してますし、これは新たな良い試みではないでしょうか。
専用のDJもいました↓ 実は、私もDJを大会に呼びたいと考えてるんですよね。
なぜかというと、
音楽は、観客を巻き込むきっかけになるから
音楽の良さは、おとなしい日本人の観客を巻き込めること。
拍手を促したり、テンションを上げる要素にはなるのでないかと思います。
ただ、流すタイミングは難しいなと感じました。
すぐ次のポイントに入ることもあれば、少し時間を空けることもありますし。
今大会は、ポイント間の時間制限が厳し目なので、余計にそう感じましたね。
日本人の運営者がほとんどいない。
ブパシ選手が事業を立ち上げたのでたまたまなのかもしれませんが、スタッフに日本の方があまりいませんでした。
気のせいかもしれませんが、インド人ばかりのように見えます。
席を案内したり、警備している方たちは日本人でしたけどね。
↑
チャレンジシステムで活用するホークアイや、スクリーンなどの担当スタッフと思われます。
たまたま記者ブースが隣で、そこから運営スタッフの動きがよく見えましたね。
カメラマンも外人さん。
インタビュアーもオーストラリアの方で、日本語の同時通訳はなし。
英語が全然できない私を含め、選手インタビューを聞いてもポカーンとなってた観客の方が多かったのではと思います。
唯一、美人なイバノビッチ選手が「こんばんわ〜」と言ったときだけ盛り上がりましたね(笑)
なぜなかったのかは不明ですが、そういうもんだと言われればそうなのかもしれません。
日本での開催は初めてということで手探り感満載でしたが、まずまずの成功だったのでは?
2016年はさいたまでの開催ということですので、成功を祈ります。