「君の名は。」「秒速5センチメートル」の新海誠監督

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2016年8月26日公開の「君の名は。」を観ました。

ストーリーを予想しながら観てましたが、なかなか展開が読めず、面白かったですね。

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画像引用:リクナビネクストより

公開後の新海誠監督のインタビュー()では、

「大ヒットを狙ったわけではなく、現代の若者のニーズにたまたま合致しただけ」

としながらも、

  • アイディアの源は自分自身の中から出てくること
  • 歴史(古典)から人が共感するポイントを分析&抽出して活用
  • 1回観ただけでは消化できないぐらい内容を詰め込む
  • それでいてゴチャゴチャ散らからないよう配慮
  • 詰め込んだ中の何か1つがフックとなってリピートを誘う
  • 他のエンタメとの競争力や、リピートしやすいよう上映時間はできるだけ短く作成。

というふうに仰ってます。

「ただ自分が作りたいものを作る」

だけではなく、

「なるべく多くの人に届くように」

という部分が非常に考えられているようにも感じました。

新海監督はゲーム業界出身だから、「映画をなるべく短くする」という発想が生まれたのではないかなと思ったり。

全ては、自身のインタビューの中で仰ってた、

「自分と地続きの世界を見てほしい」

「映画の登場人物を我がこととして見てほしかったから」

ということを1人でも多くの人に感じてほしかったからなのかなと考えています。

そういう中で、

  • 現在当たり前になってるスマホが頻繁に出てくる
  • 現実だと錯覚するぐらい美しい数々の映像
  • 現実にある場所や景色を散りばめている点
  • 田舎と都会、両方の人間の心情を描写した部分
  • 高校生の日常(思春期)を描いている点

などは、より多くの人にリアルさを感じてもらえるようにするための演出なんでしょうかね。

_____________

なるべくたくさんの人に届くようなものを作ること

自分の作りたいものを作ること

観た人全員に満足してもらうものを作ること

_____________

これらはお互いに相反することだと個人的には考えています。

インフラならともかく、「エンタメ分野に関しては」ですけどね。

両立することはとても難しく、両立ができたとしてもかなり限定的なものになるでしょう。

どちらかというとコアな人に突き刺さる作品を作ることの方が大事だと考えています。

多くの人に届けようとすると、ボヤけやすいですし、やろうとするとどうしても詰め込み式になってしまいます。

結果として多くの人に届くことはあっても、最初から狙ってはいけないものじゃないかな〜と思いますね。

メディアは”観客動員数が◯万人突破!興行収入◯億円突破!”ばかり注目しますが、そういったものは自分ではコントロールできないものです。

自分でコントロールできるのは、

「自分自身が面白いと思うものを作ること」

今後も自分が作りたいものを作ってもらいたいな〜と、個人的には考えています。

まぁ、新海監督は言われなくても御自身が作りたいものを作ると思いますけどね☆

ちなみに、、、

前作の秒速5センチメートルもそうですが、恋愛に関して新海監督は少し捻くれてる(笑?)ようなところを感じます。

「すんなりハッピーエンドにはいかさないぞ!」っていう意味で。

ま、勝手な想像ですけど(°∀°)

とにもかくにも、新海誠監督の次回作にも期待ですね!!

私が新海誠監督を知ることになった秒速5センチメートルの動画などをネットで拾ってきたので、公式のもののみ載せておきます。他は感想のみ。

  1. 秒速5センチメートル(予告編)
  2. 秒速5センチメートル第1話「桜花抄」(おうかしょう)
  3. 秒速5センチメートル第2話「コスモナウト」
  4. 秒速5センチメートル第3話「秒速5センチメートル」
  5. 秒速5センチメートル(3話まとめて)
  6. 秒速5センチメートルのミュージック「思い出は遠くの日々」
  7. 秒速5センチメートルのテーマソング「山崎まさよし/One more time,One more chance」
  8. 新海誠監督の手がけたCM「Z会のクロスロード」
  9. 秒速5センチメートルをその他の方法で観る
  10. 秒速5センチメートルの小説・DVD・漫画(Kindle)で観る

秒速5センチメートル(予告編)

予告編の完成度もとても高く、とてもせつない。

秒速5センチメートルだけならYouTubeでも観れます(レンタル300円)

「Z会のクロスロード」

新海誠監督の手がけたCM。

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小説

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