主催・協賛・協力・後援はどう違うのか?

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「主催・協賛・協力・後援」

この4つは、よくコンサートやスポーツ大会、美術展、学会などのイベントのポスターなどに明記されています。

主催以外の「協賛・協力・後援」には明確な定義がなく、どれもスポンサーの意味合いを持つようですが、多くの場合は、援助の仕方によって使い分けられています。

①主催

イベント開催の中心となって企画・運営を行う人物や団体・機関のこと。

協賛・協力・後援などの援助者とは大きく異なります。

主催が複数になる場合は、共催や共同主催といいます。

また、主催に運営を委託され管理を行う者は、「主管」と呼ばれます。

主催はイベントの中心となることから、事故の発生時などにはその責任が問われます。

②協賛

催し物の趣旨に賛同し、協力することで、興行においての協賛は、いわゆるスポンサーのことです。

金銭的援助を中心に、人的・物的・サービス等の提供も行われます。

協賛の中でも、ほとんどの費用を拠出する者は「特別協賛」と呼ばれ、企業名や商品名などを冠した冠イベントとなることもあります。

協力

目的に向けて力を合わせることです。

興行においての協力は、資金の拠出をすることもあるが、あってもそれほど多額ではなく、資金面よりも、物品や場所の提供など、イベントを進行する上で特定の役割を受け持ちます。

協賛と同じく、中でも一番の協力者を「特別協力」と呼ぶことがあります。

後援

物事が円滑に進むよう、後ろ盾となる個人や団体のこと。

興行においての後援は、公共機関や新聞社など、公共性の高い団体が主で、そのイベントに箔を付けたり、社会的信用を得るための単なる名義貸しのケースもあります。

金銭的な援助をすることは少なく、公的資金を援助している場合は「助成」とされます。

報道機関が後援の場合は、広報活動の援助も行われます。

協賛や協力と同じく、中でも一番援助を行う者を「特別後援」と呼ぶこともあります。

今後、さまざまな企業やお店、個人とタイアップしてイベントをやっていきますので一度調べてみました。

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